
「伝統技術を未来へ」
弊社は、職人の手と伝統的手法と自然の力によって生み出される「オリジナルデザイン」工場です。
大正時代から続く伝統技術を未来へ。
Textile
世界各地から厳選された高品質な素材を使用し、
熟練の職人が一つ一つ丁寧に仕上げます。
小ロットから大ロットまで、お客様のご要望に合わせた生産体制を整えております。
糊作り
食物由来の材料をもとに、自社で独自に配合した糊(バインダー)を使用しています。
この糊を母色(ベースの色)にブレンドし、人の手によって、1色ずつ丁寧に染料が作られています。
【糊の材料】
・イナゴ豆:地中海地方では昔から食用にされている豆です。
カカオに似ているため、日本では、チョコやココアの代用として使用され、
ビーガンフードにも多用されています。
・デンプン:ジャガイモなどから取れる成分です。
・アルギン酸ソーダ:海藻から取れ、アイスクリームの安定剤にも使われています。



ハンドプリント
職人の手によって、1色1色を丁寧に捺染(プリント)します。
糸の芯まで色を染み込ませる事によって、力強さと深みのある色、美しい絵際を表現する事ができます。
これは、デジタルプリントには出せない、ハンドプリントならではの特長です。
※シングル巾(~120cm巾まで)の生地に、最大112cm巾までプリント可能
セミオートプリント
「インクジェット=印刷」
印刷感が出てしまい平面的な印象になりがちです。
弊社では色分け作成 の工夫を増やし、ハンドプリントに近いような仕上がりになるよう様々な工夫をしております。


水洗、ソーピング
捺染糊を水洗機、あるいは流水で洗い落とします。 使用染料によっては、水洗後さらにソーピング処理をします。
固着後、不要になった糊や薬剤を落とします。
蒸し
連続スチーマー、プリント後色のりから生地へ染料を移行させ固着させます。


検反
お客様に綺麗な生地を出荷し、製品にして頂くために、隅々までゆっくり丁寧に、時間をかけて検反します。
ふつう検反は、機械で行うところが多いですが、弊社はトラブルを防ぐためにも、あえて人の目でじっくり行います。